「沙耶の唄」(虚淵 玄・中央東口・他/NITROPLUS)

 遅くなりましたが、少し前にやった「沙耶の唄」の感想などを。がはくにお薦めされてやってみたのはいいんですがー。
 グロイ。キモイ。コワイ。でも面白かった問題作でした。
 この世界観がよかったですね。主人公が特性を持つのはそんなに際立ったものではないんですけども、その手法というか技法というか、ライターの方の感性が好き。そういう世界の見方もあるんだなーと思いました。なかなかやってくれます。この作品は「悪意」の一言が済ませられそうなものですね。それが好転しているから何ともはや。こういった神話関係の中では、群を抜いて良作だったと思いますよん。キャラも(一部を抜かせば)どれも個性あり、問題ありのステキ振り。――これであの三拍子が無かったならなぁ、と残念でなりませんっ。ちくせう、ホラーはダメだって言ったじゃんかっ >私信
 とはいえ、短編ということで3〜4時間もあればクリアできちゃいました。選択肢も3つしかないので、主にストーリを楽しむほうじゃないかなぁと。お値段も5000円を切っていますし、ホラー好きにはたまらない珠玉の一品ではないでしょうか。……一応まぁ、お薦めしときます。後はそうですね、しなりんから紹介してもらったFLASHもオサレでぐっじょぶでございました。プレイした人は、そちらもぜひー。
 ていうかあれね。沙耶タンハァハァ(;´Д`)