ひぐらし感想。

 ひぐらし綿流し編」終了。以下ネタバレでありまする。


 なるほど、魅音が犯人と来ましたか。これはなかなか筋が通るじゃーないですか。確かに園崎家なら、警察の介入がほぼ不可能なバックが存在するため、いろいろとこじ付けが可能ではありそうです。それに、詩音とのすり替えトリック。物語中でもありましたね。あれがどこまで使われているのか、によっても、結構変わってきそうな感じ。第一に、あの拷問器具が保管されているところ――祭具殿に侵入したのは、本当に詩音だったのかこんちくせう。そうじゃなかったら情報ダダ漏れ、詩音と共闘している可能性だってありーのですな。
 それに、そこで詩音とカメラのおっさん――富竹が祭具殿で「音が鳴った」とか言う。これは誰(何)かがそこにいたからですよね。これって見てた人がいるからでしょ? 事実、村の人間のほとんどが、侵入のことを知っていたんだから。そうなるとですね。あれは主要キャラの誰かとしか思えない。ボク的には梨花あたりが怪しいのぅと思っております。鍵持ってたんだろうし、その後に後者裏で圭一が見つけたときに、埃を被ってた。転んでたとか言ってましたが、これは魅音とイザコザがあったのでしょうねぃ。中核までわかってた雰囲気だったし、これが一番素直でしっくり来そうでふ。
 そういえば、「鬼隠し編」との差異がかなりありますの。ボクは先の鬼隠し編、後半からは圭一の同意性乖離障害だと踏んでるんですけども、そうなってくると今回圭一が狙われた理由がよくわからん。何でだろ。両親が狙われない理由だっておかしい。そうなってくるとですね、あの村の排他性にこじつけるしか、ボク的には浮かばないかなぁ。基本的な邪魔な存在なんですけども、これを「レナが守ろうとしている」という仮説をぶっ立ててみる。
 例えば、レナが礼奈と呼ばれる所以がまだ明らかにされていませんが、これは「礼」が神社とかそういった神霊関係から来るもので、「奈」もそれに準じるものがあります(AIRの神奈から拝借)違う違う。「奈」は「無」じゃんのぅ。ボクはなにを言っている。……まぁいいとして、こうなってくると、古手家との繋がりが怪しく思えるのですな。鬼隠し編では、執拗に圭一を追い掛け回していたレナ。彼が殺されることをある程度予測出来た彼女は、作中で彼を助けようと奮闘していた……と考えるとどうだろう。全く逆のストーリー展開ではありましたが、これも圭一が乖離性同一障害から来ています。最後に死んだのも、彼が狂っていたからかなぁと。「綿流し編」ではどうか。これもレナ。ここは正直苦しいところなんですけども、婆っちゃん=レナなんて考えると面白い。これがどういうことかと言いますと、全てレナの思い通りに動くことになります。もちろん婆っちゃんは実在していますが、表には現れていない。だとすると、二人が何かで繋がっているとするならば……とかね。どうも彼女は知り過ぎている感が否めません。どこかソースがあるとしか思えない。それが古手家のものか、それとも園崎家のものかは置いておくとしても、どっからか情報が入ってくる繋がりがある可能性は高いのでは。豹変するのも、どちらかの血筋所以なのかなぁと思っております。んで綿流し編では、魅音が殺そうとしていたところを婆っちゃならぬレナが食い止めたとか。うん、少し無理があるな(苦笑)
 連続する事件、これは複数の犯行と見るのが無難かと。園崎家も絡んでいるし、その他大勢も跨っていると考えるしかない。情報が足りないので、究明は保留しますがねん。しかしま、第5の事件に関しては(イレギュラーだったというものも含めて)レナがかなり重要な位置を占めているのではないか、というのがボクの予想。当てにはするな。
 他にわからんこと……ええと、富竹と鷹野の死亡について。謎い。前者は鷹野に殺されたか、またはレナかどっかにスプレーでも「吹き付けられた」んではないかと(注射器の中身がこれ。体内ではないので検出されない? よくはわからん。でもほら、看護士だったじゃん)。しかし後者はわからん。魅音は詩音とこう、入れ替わり可能で、あとは最後の死ぬところでラジカセか何かで声を予め吹き込んでおけばいいわけです。しかし鷹野はわからん。保留。
 最初に行われたゲーム大会(?)、あれの罰ゲームがまだ施行されていない。魅音が地下でやったことがそれに該当するんだろうか……でも決着もついてないしなぁ。死ぬことがわかってたので、それでいいのだろうか。ボクの予想でいけば、レナはドンであり死ぬわけ無いので別としても。よくわからんので保留。
 沙都子が祟られているという、魅音の発言。これは「祟り殺し編」を見越している気がするので、保留。十中八苦、次は沙都子メインではないかと思っているボク。ただ順番的に。
 ラストの魅音。これは当然、圭一の乖離性同一障害であると踏んでいる。重症を負った時に、「鬼殺し編」の「もう一人の圭一」が呼び戻されたのではないだろうか、と。まぁ無理があるといえばある。保留。
 まだあるか……あったら補足予定。眠いのでこの辺で。とりあえず、元凶はレナではないかというのが、現時点での結論にはなりそう。ほら、メインヒロインだし(最低)
 あったあった。前半のラブコメ。最初は「(゜Д゜)」だったんですけども、あれって何か意味がありそう。もう一回やってみると、繋がるところとか重要な何かを掴めるかもしれない。まぁやってみないとわからんので、保留。


 どうでもいいんだが、作中で「落ち着け前原圭一……。クールになれ前原圭一……。」とか連呼されると、こいつあふぉかと思う。何故に自分をフルネームかと小一j。


 終わり。作品自体、正直あんまり面白いとは今のところ思えませんが。謎はたくさんあるので、妄想には事欠かない。でもま、これだけ書いたということは楽しんでいるということだねぃ。素直になれkobax……っ(真似てみた)。あと最後に、確かに怖いと思える部分が少々。直接的な描写は、やっぱりダメのようです。レッツ飛ばし読み。
 次は「祟り殺し編」。やってやれ。その前にレポートだ。